2014年5月6日火曜日

Blocklyの日本語化をやってみる

Googleのタイルプログラミング環境Blocklyのブロックプログラミング部分の対処についてメモしておきます。

Blocklyのサンプルサイトは以下の通りです。
https://blockly-demo.appspot.com/static/apps/index.html?lang=ja
パズルや迷路などは日本語に対応しています。

スクロールすると「コード」のリンクがあります。
その「コード」なんですが、ブロックを配置してプログラミングを行う肝心な部分なのに日本語に対応していません。
この「コード」部分を日本語に対応させてみました。
以下のサイトで公開しています。
http://blockly.xmit.org/apps/index.html?lang=ja
比較的シンプルな対処で変更できましたのでメモしておきます。

まずは、Google Codeサイトよりsvnでソースをダウンロードします。
https://code.google.com/p/blockly/source/checkout
上記URLでは以下のコマンドでsvn checkoutしてねとあります。
$ svn checkout http://blockly.googlecode.com/svn/trunk/ blockly-read-only

blockly-read-onlyフォルダができあがるので、その中のappsフォルダをはじめすべてのファイル&フォルダを自分のサーバにアップロードすればBlocklyのサンプルサイトができあがります。
apps/code/code.jsファイルの26行目にBlocklyApps.LANGUAGESという配列がありますので、ここに'ja'という要素を付け加えます。

BlocklyApps.LANGUAGES =
['ace', 'ar', 'ca', 'cs', 'da', 'de', 'el', 'en', 'es', 'fa', 'fr', 'he',
'hrx', 'hu', 'is', 'it', 'ko', 'mg', 'ms', 'nl', 'pl', 'pms', 'pt-br',
'ro', 'ru', 'sco', 'sr', 'sv', 'th', 'tlh', 'tr', 'uk', 'vi', 'zh-hans',
'zh-hant', 'ja'];

これを行う事によって、「コード」ページの右上にある言語選択のプルダウンに「日本語」が選択されるようになります。
日本語によるコード・ブロックは、apps/json/ja.json というファイルに記述されています。apps/jsonディレクトリ内には、ロケール名.jsonのファイルが多数収められていてローカライズ文字列を収めておく場所のようです。
apps/json/ja.jsonファイルを書き換える事で、日本語化が進むと思います。
とりあえず、2このサイコロの丁半をだすプログラムを作ってみました。
なんか日本語の文言が変です^^; 実行するとアラートウィンドウを印刷します。
丁・半ともに正しく出ます^^










0 件のコメント:

コメントを投稿