2012年1月13日金曜日

イチからつくるADK「AdkLedの作成その6」イベントをフィルタするリソースファイルの作成

一からつくるADK「AdkLedの作成その5」の続きです。前回まで4回に分けてMainActivityクラスの記述を行いました。今回はイベントをフィルタするリソースファイル(XML)を作成します。


6. イベントをフィルターするリソースファイルを作成する。

6.1. res フォルダを選択して右クリック -  [新規] - [フォルダー] を選択

6.2. 「フォルダー名」に「xml」と入力して「完了」をクリック。

6.3. 「xml」フォルダーを選択して右クリック - 「新規」-「Android XML File」を選択


6.4. 「リソース・タイプ:」に「Values」を選択し、「ファイル:」に「accessory_filter.xml」と入力して「完了」をクリック

6.5. 「accesory_filter」をダブルクリックしてファイルを開く


6.6. 以下のXMLソースを記述します。
<!--?xml version="1.0" encoding="utf-8"?-->
<resources>
    <usb-accessory manufacturer="yokorobo" model="AdkLed" version="1.0">
    </usb-accessory>
</resources>
usb-accesory項目のmanufacturer属性には制作者の名前を、model属性にはアプリ名称を入れます。version属性にはバージョンを入れます。これらは、後から作成するArduino側のプログラム(スケッチと言います)のacc()インスタンスの引数と一致していないといけません。
Arduinoスケッチは以下の図の様になります。


(1)はmanufacturer属性(制作者の名前)(2)はmodel属性(アプリ名称)、(3)はversion属性と一致するようにします。

3つの値が一致しない場合フィルターされてインテントが送られません。

次に、AndroidManufesto.xmlにUSBアクセサリが接続されたときに起動されるアプリを設定します。これで、Android側の記述は最後になります。

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